2024年10月アーカイブ

高松オリーブハムクラブメンバーが、リモートでCW送信する装置をキット化して頒布する準備を進めています。

Gap-RRgaUAAdmB4.jpeg私も試して見ようとしたけど、Arduino UNOとLANシールドがそれぞれ2セット必要で少々お値段が張ります。私自身は実際にリモート運用をすることは無いので、あまり費用をかけずに試すことにした。

ついでと言ってはなんだけど、自作のログソフト(WEBブラウザベース)から、自動CQを出したりレポートを送ったりできるようにしたいこともあった。

〜〜〜

今回はサーバ側と言うか無線機側の記事です。

パソコンでCW送信を行う方法については、コンテストロギングソフトのCTESTWINで何度も経験済み。

高価なUSB/IFを使わない方法がCTESTWINのマニュアルに掲載されていて、以前から基板を作って運用の実績がある。

USBでRS-232Cを使うケーブルにRS-232Cコネクタと少々の半導体部品で作れる。

https://ctestwin.echo.jp/CTWHELP/CW.html

Keying_circuit.jpgIMG_1385.jpegパソコンの方はRS-232C(COMポート)を制御するだけでできる。

これまではPHPを使ってコントロールするソフトを作ってきた。しかし、今回のCWのOn/Offを制御するためにはDTR端子をOn/Off必要があるが、これまでの方法ではこれができなかった。

PHPで制御するには、COMポートをopenする時に、DTRのOn/Offを指定する必要があり、切り替えるのにいちいちOpen/Closeしていてはレスポンスが悪い。

C言語で組めば確実なのだが、ちょっと面倒くさいのでPythonで試していた。pyserial というライブラリを使うことで思い通りの動作をさせることができた。

Pythonは仕事で必要になっているし、ちょうど勉強中だったこともあり渡りに船のような感じになった。

まずは「CQ CQ」を出せるか挑戦。適度にsleepでウエイトを入れればそれっぽい音が出た。良い感じ。

しかし、ちゃんとした符号を出そうと思ったら、短点1に対して長点3で出したいし、速度設定はWPMで指定したい。

ググると良い具合の説明があった。

https://a1club.org/info/speed.pdf

さすがA1Clubさんです。

この情報を参考にして長点・短点・文字間隔の関数を作り、とりあえず並べたら聞き慣れた符号で「CQ CQ」が流れた。感動です!

毎夜、少しずつ進めていきました。

翌日は、アルファベットと長短点の配列作り。'A':'.-','B':'-...'等を作って、- なら長点、.なら短点をならすようにしました。

その上で「CQ CQ DE JG5JXW JG5JXW JCC 3601 PSE K」を送信できるように調整。

ほぼほぼできたと思ったら、無線機から「DE E JG5***」と、誰かが呼んでくる!

IMG_0173.jpeg誰も聞いてないだとろうと50MHzにしていたのに、応答があって焦ってしまった。

この日は「電信電話コンテスト」の日だったこともあり、各バンドをパトロールされていたようです。翌日からはブレークインをオフにしてテストするようにしました。

次の日はUDPのサーバ機能、また次の日はビット列を展開してCW送信する機能を組み込み。ひとまず完成となった。

ブラウザから直接JavascriptでUDP送信するのは、セキュリティの問題等でハードルが高い。そこで、ローカルホストで動かしているPHPファイルをUDPクライアントとして動作させ、Pythonのサーバソフトへ信号を送ってCWのキーイングを出来るようにした。

これもひとまず完成したので、後は自作ロギングソフトのI/Fと連動させるだけ。

これも急がないから後日ゆっくり対応しようと思う。

次の記事でリモート側の紹介をします。

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本日は前回の全市全郡コンテストで気がついた点の、リカバリ対応策の確認をしてきました。

どこに行こうか悩んだけど、近所の港に移動です。

IMG_5717.jpegTS-2000の内蔵キーヤーでは、スクイーズ操作がイマイチ・・・って言うよりはダメダメなので外部のメモリーキーヤーで操作してみたいと思います。

IMG_5719.jpeg早速ですが、アンテナを繋いで電源を入れようとしても電源が入らない。こないだのコンテストの時も電源が入らない事象が発生していたけども、繋ぎ替えたら電源が入ったため、そのことを忘れていた現象が再発したようだ。

今日は替わりのケーブルを持ってきてないから、色々探ってみるとリグ側のアンダーソンコネクタのマイナス側端子が奥に引っ込んでた。

IMG_5714.jpeg手で前後させると動くので、ぐいっと手前に持ってきて刺し直してみるがやはりダメ。

もしやと思い、バッテリー側のコネクタを見ると、なななんと!プラスもマイナスも奥に引っ込んだまま!?

IMG_5715.jpegなんでや!さっきのリグ側と比べても、めちゃくちゃ引っ込んでるし。

被覆が伸びてきて抜けたかも知れない。工具箱を持ってきていたので被覆を5mmほど剥いて刺し直したら「カチッ!」と音がしてしっかりはまったようだ。

ヤレヤレ。

〜〜〜〜〜〜〜〜

無事に電源が入ったので、いよいよCQを出してみる。

IMG_5718.jpegしかしSWRが高く内蔵チューナーで調整する必要があった。

今日は油断していてアナライザーを持ってきてないから調整する元気も出ず。そのまま7.0120MHzでCQをだしてみた。

RBNの通知も来ないので、試しに7.005MHzでCQを出していた局を呼んでみると、無事に交信成立。いけるじゃないか。

今日はコンテストもやってるようだし、被っていたかも知れないと思い、7.0125MHzでCQを出してみたら、弱いレポートながらRBNから通知が来た。

当然応答は無い。

それではと思い10MHzのカセットに交換してみたら、今度はSWRが下がらず内蔵チューナーでも落としきれない。

今日はなんだかおかしいなぁ。

三度目の正直で14MHzのカセットを装着。これも内蔵チューナーが必要だけどなんとか使えそう。

(このカセットを装着する際、初心者マークで作ったアースマットが若干浮き上がっている感じだった。貼り直したのが功を奏したのかも知れない)

CQを出してみるがRBNからレポートは無い。しかし、ポツポツ呼んでくれて3局と交信出来た。0エリア1局、1エリア2局。

しかも信号はそれなりに強いのになんでRBNにかからないんだろう???

そんな状況をX(旧Twitter)に書き込んでいたら、24dBで飛んでいたようです。

通知が飛んでこなかっただけでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜

なんだか疲れたので、144MHzや430MHzのCWでCQを出してみたが応答は無い。

最後のつもりで433FMでCQを出したら、おなじみのOMさんから声がかかった。ありがとうございます。

10分ほどお話しして、最後にもう一度CQを出したら別もおなじみOMさんから続いて声がかかった。ありがとうございます。

ところが、このOMさんと交信中、先方が喋ってる途中で突然プツッと途切れた。LINEで連絡してみると、先方の不調かもと言うことでそのまま終了となった。

こちらの問題かも知れないので、クルクル回してみるがぜんぜん聞こえない。

心配になり7MHzのCWを聞いてみたら入感があったので、こちらは問題ないと踏んで、本日は終了しました。

後でLINEで連絡があり、先方のアンテナの調子が悪いようでした。

私も食事をして自宅に戻ってから、アンダーソンコネクタの修理です。

結局のところ、リグ側のマイナス側もしっかりはまってなかっただけだった。

だけど、コネクタを作ったときには必ず「カチッ!」とはまることを確認しているのにおかしい。もしかしたら変な力がかかると抜けることがあるのかも知れない。

こういうこともある、という事を分かっていれば、また発生しても落ち着いて対応できます。

どうもこのTS-2000で移動運用すると色々と問題が出る気がするなぁ。相性が悪いかのもしれない。

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全市全郡コンテストです。昨年は自宅からの運用で12万点くらいとれた。以前からILN局と一緒に移動運用をしようと約束をしていたこともあり、移動運用するつもりではいたんだけども・・・

仕事が忙しいのもあったんだけど、一週間前になってひじょ〜〜に面倒くさくなり、移動運用はやめようかとか簡単に済まそうかとか土曜日当日の午前中も悩んでした。

これじゃいかん!できる範囲で精一杯の努力をするべきと考え直し、土曜夜から一泊することにした。

日曜は夜には自宅に戻っておきたかったので、日曜14:00撤収開始の予定と決めたのでした。

〜〜アンテナ〜〜

夜の移動運用だから、3.5MHzのアンテナをなんとかしたいので、かねて準備していたモービルホイップを利用したV型ダイポールアンテナ計画を発動。

メインは7MHzになるだろうから「高松オリーブハムクラブ伝統」のダイポールアンテナセットを使うことにした。

その他のHFはNAR-100、430/144はクラブで製作したGP、1200はいただき物の12エレ八木の定番セットになった。

3.5MHzのモビホの調整を面倒くさがり、手の届く範囲でエレメント長の調整をしていた。

IMG_5685.jpegSWRもバッチリ。

IMG_5684.jpegポールに取り付けダイポールと一緒に持ち上げる。

IMG_5696.jpeg7MHzもバッチリだからOKと思い込んでした。

IMG_5686.jpeg夜になり、実際に運用をしようとするとSWRが∞に近い・・・とりあえず、土曜の夜はNAR-100で運用になってしまった。

IMG_5700.jpeg持ってて良かったNAR-100。

ちなみに、3.5MHzの不具合はダイポールとあわせて持ち上げたのが原因かとも思い、撤収時にダイポールを降ろした後でSWRを計測してみたがやっぱりだめだった。

やはり、持ち上げた状態でSWR調整をしなければならないと反省したのでした。

〜〜開始前のひととき〜〜

今回は運用風景を見たいと言うことでJR5ILN局が見学にこられてました。

普通の移動運用ならここで一杯!なんでしょうが私は酒を飲まなくなってるしILN局もまじめなのでノンアルで乾杯。

ミニ焼き肉をご馳走してもらいました。

IMG_5688.jpeg食後は、芋けんぴとナッツをつまみながらまったり。

IMG_5690.jpeg〜〜夜の部運用〜〜

さて、時間が来たので運用を始めます。7MHzで、開始少し前から場所取り。と言っても誰かが「QRL」を打ったら「AS DE ・・・」を打つだけにしました。

お隣でILN局が144/430を運用しています。

IMG_5691.jpegコンテスト運用は初めてで、CTESTWINを実際に使うのも初めてだとか。

時々困ったりしていたようですが、なんとか運用できていたようです。

7MHzは1時間ちょっと良い感じで呼ばれていたけども、電波が強い局でも受信音がノイズがちで非常に聞き取りにくい。

だんだん苦痛になったので、3.5MHzにQSY。しかし、3.5MHzは空きがない。ビッシリ。

私もILN局も早寝早起きの習慣なので、ILN局は23時頃、私は0時過ぎに就寝となったのでした。コンテストにしては早すぎか?

〜〜寝るのは辛かった〜〜

今回も運用地で寝ることにしていたので車の横にテントを設営。IMG_5699.jpeg食後の暗くなってからの設営になってしまったけど、投光器があったので問題なく設営完了。

しかし、この夜は非常に寒かった。毛布と寝袋を持ってきていたが寒い。

念のためにと「ミセスヒートイヴ」(室内利用可能なカセットガスストーブ)を持ってきてて良かった。これがなかったら死んでいたかも・・・(大袈裟)

IMG_5698.jpegフィールドデーの時もここで寝たんだけど、あの時は暑くて寝苦しかったのに2ヶ月くらいの差で大違い。

しかし寝苦しいのは同じで、お尻が痛い、背中が痛い、あちこちが痛くてウトウトしたかと思ったらすぐに目が覚めてしまった。

寝心地の良いマットの購入をお勧めします。

〜〜日曜昼の部〜〜

ILN局はお仕事が有るのでいったん帰りました。午後からまた来ると、荷物を置いたままでした。

私は5:30頃から運用を開始し、まだ早いので3.5MHzで運用。上の方で空きがあったのでCQを出してました。

その後は7MHzで運用。早い時間帯はまだ国内向けコンディションでないせいか、結構空きがあるように見えた。

あんまり呼ばれないけど、CQを出していればポツポツと呼ばれました。

10:30頃、お腹がすいてきたのでお湯を沸かして蕎麦を食べる準備。IMG_5702.jpegさぁ食べようと思ったところにILN局が再登場。

またお昼ご飯の差し入れをいただいてしまった。

食後は色々バンドをチラ見しながら、主には7MHzで運用。CQを出していたら1〜2分に1局くらいのペースで呼ばれていました。

良い感じだったが、14:00になり終了としました。

片付け前になるとJA5EXN局が近くで運用していた帰りに寄ってくれました。片付けも手伝っていただいたので1時間程度で片付けが完了。助かりました。

日中は、目の前を見ると青い空に緑が映えてとても気持ちいい。

IMG_5703.jpegコンテストと言えば、食べることも楽しみだけど、こう言う爽やかな景色もお楽しみ。
夜の星空もいいし、朝焼け夕焼けも楽しみのひとつ。

家にこもってやるのも良いけど、外で自然に触れながらコンテストを楽しむのも絶対お勧めです。

〜〜日曜夜の部〜〜

家に帰って片付けをしてシャワーを浴びたら17:30・・・夜の部開始です。

主には7MHzと3.5MHzです。CQを出しているフレンド局がRBNにかかったら、サービスのため呼んでみたり、CQ出してみたり、呼び回ってみたりを繰り返していました。

最終的には10万点は超えましたが昨年の得点には届かず。

2024-10-13_21h00_53.png寝るのも早かったし、移動地から帰るために撤収・片付けの時間もロスになったししかたない。

今回は移動運用する事に意義があったので目的は達せられたので満足。

移動運用ではテーブルをひとつ忘れたり、他にも忘れ物していたり反省点は沢山有る。

次回の移動運用に活かしていこう。次の大きなイベントと言えば、香川マラソンコンテストですな。今年はマルチ・マルチ部門か。

皆さんよろしくお願いします。

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6月の中頃だったかと思うけど、アンテナにかかっていた桜の木の枝を大量に剪定した。

剪定した枝は、自宅の廃材置き場に置くことになるけど、こんな状態になってしまった。

IMG_5184.jpeg要らなくなった洗濯機3台をコツコツと分解して、破砕ゴミとして処分する作業をしていたので、しばらくの間放置していた。

その作業が終わった8月上旬、葉っぱも枯れ、枝もポキポキ折れるような状態になったから作業開始。

IMG_5446.jpegまずは葉っぱを落とし、小枝をゴミ袋に入る大きさに折っていく。

IMG_5547.jpeg太い枝は、BBQや災害時の薪にしようと考えていたので、後で良い長さに切っていくことにした。

IMG_5592.jpeg奥側においていた枝も順次処理していくと、こんな状態になってしまった。

IMG_5598.jpegこれもコツコツと、休みの度に切っていって枝は全部薪になった。

IMG_5628.jpeg次は廃材。

引っ越してきたときに購入した木製のブランコや、木製のベンチの使えなくなった物を腐らそうと何年も放置していたもの。

その残骸がまだ残っている。

ダイニングテーブルの天板も放置しておいたら、それは早々に腐ってボロボロになった。合板はそう言う意味では弱いかも。

廃材のほとんどは電動レシプロソーで切っていったが、椅子の床板や角材は丸ノコでカット。
だいたい処分が終わった。

IMG_5652.jpeg引っ越してきたときに放置していた植木鉢と、金柑の木がトゲだらけのため処理に困っていたものが残った。

IMG_5668.jpegIMG_5667.jpeg10月に入ってやっと処分に取りかかる。

植木鉢は割ってしまって破砕ゴミに。

金柑の木はトゲを折って燃やし、そこら中に落ちていた枝も回収して燃やして回収しきれないものはバーナーで焼いた。

それでもかなり残っているので、使わなくなった砂場に埋めることにした。

砂場はまず砂を取り出して上からかけるために横に置いとく。

IMG_5673.jpeg問題の場所は表層の土を削って砂場に捨てていき、最後にはならして作業完了。

IMG_5672.jpeg砂場も埋め戻して全ての作業が完了した。

IMG_5674.jpeg10年以上放置したままのゴミがなくなってスッキリ。新築して入居を始めた頃を思い出し感無量であった。

ゴミ捨てが残ってるけどね。

そうこうしているうちに、新たに剪定した枝が増えてしまい南側の庭に放置中。

これはまた年末頃に処分しよう。

完全に作業がなくなることは無さそうだ。

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さかしん


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