2025年2月アーカイブ

高松オリーブハムクラブに所属している、アンテナ製作の得意なOMさんが、クラブ員がSOTAで山に行くのを見ていて、特別に2エレの八木アンテナを設計されました。

既製品の金属素材を使い、3Dプリンタでプラスティックパーツを印刷して部品調達までして頂きました。

実は、2月8日には大串半島のいつもの広場でテストをしていたのですが、少々エレメントの長さが足りなかったようです。調整したパーツが完成したそうで、急遽クラブメンバーのテスト要員が集まって製作会の開催です。

開催場所は以前DUP50の製作会を開いたこともある、香西港近くの公園にて。
IMG_6090.jpegしかし、その時とは違って強風が吹きすさび極寒の地となっていた。駐車場の脇に何やら作業事務所の残骸があったので、風よけに使わせてもらおうと言うことになりました。

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しかし、いつの間にか内部もしっかり使わせてもらい、ILN局にコーヒーを淹れていただきました。

IMG_6095.jpegさて、作業の手始めはエレメントのパーツにブームを差し込む部分。
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ここにヤスリをかけてスムーズにブームの抜き差しができるようにします。

今回はマッチングの取り方の勉強会も兼ねています。まず、私の分で実験です。本来はコイルを付けてマッチングを取るんですが、先に単なるダイポールだとどうなるか?を体験します。
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直接繋いだ、本当のダイポールですね。

こんな感じでアンテナをセットして計測します。
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電波が上に向かって飛ぶようにセットしています。横に飛ばすと建物に反射した電波が戻ってきて、正確に計測できないためです。上に飛ばせば邪魔な反射はないって事ですね。
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NANO VNAで計測し、インピーダンスをパソコンのスミスチャートでプロットして、マッチングを取る計画を練ります。

IMG_6101.jpeg次に直列にコイルを入れてスミスチャートでチェックし、移動した点からさらに並列にコイルを入れて狙った場所へインピーダンスを持って行きます。

コイルは事前に調査した結果で用意していただ来てましたから、今回はハンダ付けしてコイルの間隔を開いて調整するだけ・・・それでも少々面倒なのですがね。
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計測器だけではイメージが付きにくい素人集団の受講者ですから、IC-705に繋いで10W出力でリグ内蔵SWR計の様子を見てみます。
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バッチリですね。

翌日、自宅倉庫に在庫があったので蝶ナットも準備。
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これで、移動先で手早く設営が出来ます。

BNCコネクタ付きケーブルは、面倒くさかったのでモノタロウで注文。3月上旬には届くようなので、届いたらテスト運用に行こう。

今回の製作会は寒い中でしたが、小屋があって助かりました。ILNさんに入れて頂いた、暖かい飲み物でも安らぎを得られました。自分が持って行ったカセットガス利用のストーブも少しは役に立ったようで良かった。

また、色々なものの製作会を開けたら嬉しいですね。

設計・指導をして頂いたJA5OJFさん、ありがとうございました。

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この所、仕事がきつくって心が病みそう。土日は仕事はせずにリフレッシュしようと心に決め、以前から気になっていた色々な物をテストしてきました。

今日はARRLでコンテストをやっているので、アメリカ狙いで移動地は近所の香西港へ。
IMG_6063.jpegアンテナの組立はこの前一度すませているのでサクッと完了。

IMG_6064.jpeg持ってきたポールが少々低いけども、まぁ良いでしょう。

SWRは前回自宅で試したときよりも良い感じです。

IMG_6066.jpegどこが一番良いか調べてみたら 28.300MHzあたりですね。

IMG_6067.jpegだいぶ高いけど、この分なら10mFMでも使えそうな感じ。

CWバンドでも1.5だからOKでしょう。

−・・・−

発電機もたまには動かしてやらないと、いざという時(災害時)動かないのでは意味ないからね。エネポも久しぶり。

IMG_6068.jpeg発電機を使うと言うことは安定化電源も必要です。これは少し前に購入したJESVERTYの安定化電源 SPS-1332 30A(MAX) が本日デビュー。電圧も電流もデジタル表示だから、メーターが振れなくなる心配は無し。

IMG_6069.jpegそれと、この前ロック用の爪を修理したIC-706も今日のお試し対象。

さらに言えば、短点が接触不良だったから掃除したパドルも本日のお試し対象ですね。

IMG_6072.jpeg欲張りすぎ?

安定化電源はスイッチングタイプだからノイズを心配したけども杞憂に終わる。バッチリ!IMG_6073.jpeg50W出力だと11.2Aです。この安電ではかなり余裕ですね。

−・・・−

今日という日もテストには都合が良かった。「ARRL International DX Contest CW」が朝9:00からスタートしていて、バンド内が海外勢でとても賑やか。

早速アメリカの局と交信成立、その後中国局、再びアメリカ局と全部で3局交信できました。

国内向けにはRBNにはかからず、コディションが合わなかったようですね。これは仕方ありません。

2mFMでも一度だけCQを出してみたけどこちらは応答無し。

撤収時に気がついたんだけど、マグネット機台のコネクタ部分が外れかけていたのでこれが原因かも。

分解できるタイプのコネクタってすぐに緩みますね。

家に帰ったらハンダで止めとかなくては。IMG_0201.jpeg止めときました

交信数は少々寂しさが残りますが、28MHzで短時間に3局できたので上出来。色々とテストしなくちゃと思っていたことがいっぺんに解消したので気分も良くなった。

この調子でこの休みは気分をリフレッシュしていこう!

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コンテストなどで、VUとHFのリグを両方使うとき、IC-9700とIC-7300の2台構成で運用しています。IMG_4575.jpg

パドルや電鍵をまとめてリグに送り込むんですが、スイッチを作って切り替えるようにしている。IMG_6032.jpeg

こんな感じの簡単な切替機を作りました。IMG_6033.jpeg

しかし、リグに繋ぐケーブルには何のマークもないので、上下どっちがどっちか分からない。IMG_6034.jpeg

確率は50%のはずなのに、いまだかつてバッチリあたったことはない・・・

もしかしたら「こっちが上だろう」って推理が勘違いによって必ず外れているのではないか・・・

ラベルを貼れば済む話だけど、簡易に作ったラベルはすぐに剥がれてしまった失敗経験があったので長らく放置してしまった。

今回購入したのは2種類。

Pakalik ケーブルタグ 8色 ケーブル ラベル コードタグ 目印 配線識別 電源ケーブル LANケーブル タグ マジックテープ 手書き可能 防水 繰り返し使える (32枚)
¥735

ケーブルラベル 300枚入 5色 ケーブルタグ 防水 防油 目印 電源ケーブル LANケーブル ラベル タグ 配線識別 整理 A4 手書き可能 屋外使用可能 (5色)
¥599

どっちにしようか考えたけど、599って縁起の良い金額の方・・・じゃなくって、薄くてペラペラの方を採用。IMG_6035.jpeg

ひとまずボールペンで書いてみた。早速こすってにじませているけど、それはそれでご愛敬(;_;)IMG_6036.jpeg

台紙から剥がしたら太い方は半分に折ります。

IMG_6037.jpegそして細い方をケーブルに巻き付けて貼り付ける。IMG_6038.jpeg

以上。IMG_6039.jpeg

簡単ですな。IMG_6040.jpeg

それにしても、300枚入りって死ぬまでに使い切れません。欲しい方には無料で分けてあげます。お知らせ下さい。

もう一種類のマジックテープタイプは、貼り替えも何度でもできそうだし、使い道によっては便利そう。アンテナ毎に用意しておいて同軸ケーブルに、その都度貼り付ければ繋ぐときに悩まずに済みそうですね。

次の移動運用から準備して行こう。

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さかしん


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