今日は雨、広島WASコンテストのサービスと思い霧の五色台に登るけども交信ならず。
少し前に工作した「過放電アラーム」について書いておきます。
制作の動機は私が移動運用をする時、電源は自動車用バッテリーを使用しています。
過放電しちゃうと、バッテリーの寿命が短くなるので注意が必要です。
電圧計で監視していれば十分ではあるけど、交信中は電圧計なんて見ないので若干心配。
そんな時、図書館で借りた本にいい記事が乗ってました。
アマチュア無線自作電子回路
大久保 忠著
ISBN4-7898-1474-2
CQ出版社
記事を見ると案外簡単そう。
と言うことで秋月でパーツを購入。失敗した時のためと、うまく行けば欲しい人にさし上げるため多めに購入。
まずはブレッドボードで試作します。
しかし、ブザーはならない・・・・
しばらく(数日)放置。
アンテナアナライザを購入し調べるのが楽しくなって、頂きもののオシロスコープを引っ張りだしたりしている内に
過放電アラームのことを思い出し、再度悩みます。
で、気がついたのは、まずはブザーのプラスマイナスが逆でした!
繋ぎ直すとバッチリ!なり始めました・・・が、今度は鳴り止まない・・・
配線を確認したり、ICに掛かる電圧を確認しますが問題はない・・・
と思ってトランジスタと配線図をにらめっこしていると、やっぱりやらかしています。
向きが逆でした。エミッタとベースを逆につないでいました。
これでドーダ!と意気込みますが、やっぱり鳴りっぱなし。
ICの10番ピンがグランドに落ちたら鳴り止むはずなのですが鳴り止まない。
無理やりグランドに落とすと鳴り止むので、ICの動きがおかしい模様。
でも原因はわからず、本を書いたひとは動作確認したのかなぁ〜と疑ってみたりしながら、数日放置・・・
ICのマニュアルを見ると、色々と面倒くさそうでこんな単純なつなぎ方で動かんのと違うかな?と思い始めてサイトをググるけども、このICはそもそもレベルメーターを作るのが主目的のICなのでそんな記事は発見出来ず。
そんな中、レベルメータがフルスケールになるための最大入力電圧の設定の仕方を書いていて、ふと最低電圧の1.25Vで動かすために配線を調べてみる。
ICの6番ピンと7番ピンで設定をするらしいのに宙ぶらりんにしておくのは良くないかもと思って、マニュアルを見ながら考えていたけどもどうやらショートさせればいいらしい。
ビンゴ! バッチリ思い通りに動作するじゃありませんか!
次の休日に、実際にユニバーサル基板に組み込んでみます。せっかくだからコンパクトに纏めて配線すればケースも小さくて済みます。
が、配線はどう見てもあっているのに、また鳴りっぱなしです・・・
またまた、数日放置・・・
気を取り直し配線図に近い配置で作りなおしてみますと、バッチリ動くじゃないですか。
よかった。
残りの部品で、合計3こ作りましたよ。
これで安心して移動運用できます。
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