この山を選んだ要因はすでに記憶の彼方。
女体山で移動運用される方がいて、登山口は何度か見かけたことも有り安心したんだと思います。
車を停めるスペースも有り良いところだと思います。
意気揚々と登り始めますが、最初の階段エリアで息も絶え絶えで、日頃の運動不足が如実に現れます。
とは言え、休みながらでも進んでいくと、所々で良い景色が見えます。
途中、岩に登ると降りられなく成ったり(迂回しなくちゃいけない)、ペコペコのペットボトルを落として穴が空いて水漏れしたりと、ハプニングも有りましたがひとまずの目標地点に到着しました。が、ここは素通りです。
この先に標高が一番高いところがありSOTAのポイントはそちらです。
ネットで調べてもこの三角点までの情報しか無くちょっと不安です。アップダウンありしんどいですがもう少し、もう少しと思いながら進むと到着。
到着してすぐフレンド局が430FMでCQを出していたので応答していたら、兵庫県の山から呼ばれて交信しました。後で確認するとS2Sだったようですが、ポイントは確認できずでした。
今日はMINILOG のデビューでした。枠が小さくって書きにくいのと交信中のメモが取りにくいなぁと言う感想です。ちょっとメモがあると良いのかもしれません。
この日は所属する無線クラブの会報編集会議を予定していたので30分程運用してから撤収しました。30分で9局はまぁまぁの様な気がします。
そして、三角点までは難なく戻れたのですが、その先で迂回しなくちゃいけない岩場の所で、下に向かって降りてしまいます。「こんなきつい坂登ったっけなぁ??」と思いながらも、杭が打ってあって「そう言えば杭は有ったなぁ」と思い出しながら進みますが、斜度は更にきつくなり、何度も滑り落ち、木につかまってなんとか踏みとどまるのを繰り返し、流石にナビを確認しました。
ナビには軌跡が残っているのですが、往路ルートから見事にそれています。しかし地図上ではもう少し降りると登ってきた林道に出られそうなのです。が、どう見ても危険そうな斜面しか見えないので諦めて引き返すこととしました。しかも無線運用中にナビの電源を切ってなかったので、ナビの充電が危うくなっていました。幸いにも携帯は繋がるようですので、いざというときはハンディ機もあるし救援を頼むことは出来そうです。
木につかまりながも、また滑り落ちたり・・・そんなことをしながら登って行くと人の姿が! その人は「頂上こちらですか〜」と正しい方を指差して進んでいっていたので「は〜い、もう少しです」と平静を装って返事しました。 こんな安堵感は久しぶりでした。
なんとか元のルートに戻ることが出来たものの、エネルギー切れに太ももの筋肉もプルプルしています。息切れも限界で少し吐き気もしたり。水はといえば来る途中に落として水漏れで無くなってるし、コーヒーが少し残っていたのでそれを飲んで気を取り直します。非常用のクッキーは運用中にお腹が空いて食べてしまっていたし。
思えば、来る途中の道の駅で「赤飯を買わなかったことを後悔したりして・・・」と思ったことを思い出し、まさに後悔しました。
そして、あの階段にやっとのことでたどり着いたものの、階段を降りる体力・筋力もなく腰掛けた状態で少しづつ降りて行きました。自分の車が見えた時はとっても嬉しかった。
車の中には水も有り、生き返りました。しかしエネルギー切れは実感しています。
ロードバイクに乗っていた頃のハンガーノックに近い状況でしたので、帰りに道の駅で昼食を取りました。
靴底は剥がれてブラブラしているのを隠しながら店に入り食事もとってなんとか復帰。無線クラブの打合せにも遅刻すること無く到着できました。
色んな意味で勉強にもなったし改善点も多数見つかりました。
少しづつ改善していきま〜す。無事に戻れるといい思い出になりますね。
間違ったルートを御覧ください。
動画はイマイチですけど。。
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