クラブ主催の2エレの50MHz八木アンテナ製作会を急遽開催

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高松オリーブハムクラブに所属している、アンテナ製作の得意なOMさんが、クラブ員がSOTAで山に行くのを見ていて、特別に2エレの八木アンテナを設計されました。

既製品の金属素材を使い、3Dプリンタでプラスティックパーツを印刷して部品調達までして頂きました。

実は、2月8日には大串半島のいつもの広場でテストをしていたのですが、少々エレメントの長さが足りなかったようです。調整したパーツが完成したそうで、急遽クラブメンバーのテスト要員が集まって製作会の開催です。

開催場所は以前DUP50の製作会を開いたこともある、香西港近くの公園にて。
IMG_6090.jpegしかし、その時とは違って強風が吹きすさび極寒の地となっていた。駐車場の脇に何やら作業事務所の残骸があったので、風よけに使わせてもらおうと言うことになりました。

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しかし、いつの間にか内部もしっかり使わせてもらい、ILN局にコーヒーを淹れていただきました。

IMG_6095.jpegさて、作業の手始めはエレメントのパーツにブームを差し込む部分。
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ここにヤスリをかけてスムーズにブームの抜き差しができるようにします。

今回はマッチングの取り方の勉強会も兼ねています。まず、私の分で実験です。本来はコイルを付けてマッチングを取るんですが、先に単なるダイポールだとどうなるか?を体験します。
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直接繋いだ、本当のダイポールですね。

こんな感じでアンテナをセットして計測します。
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電波が上に向かって飛ぶようにセットしています。横に飛ばすと建物に反射した電波が戻ってきて、正確に計測できないためです。上に飛ばせば邪魔な反射はないって事ですね。
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NANO VNAで計測し、インピーダンスをパソコンのスミスチャートでプロットして、マッチングを取る計画を練ります。

IMG_6101.jpeg次に直列にコイルを入れてスミスチャートでチェックし、移動した点からさらに並列にコイルを入れて狙った場所へインピーダンスを持って行きます。

コイルは事前に調査した結果で用意していただ来てましたから、今回はハンダ付けしてコイルの間隔を開いて調整するだけ・・・それでも少々面倒なのですがね。
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計測器だけではイメージが付きにくい素人集団の受講者ですから、IC-705に繋いで10W出力でリグ内蔵SWR計の様子を見てみます。
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バッチリですね。

翌日、自宅倉庫に在庫があったので蝶ナットも準備。
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これで、移動先で手早く設営が出来ます。

BNCコネクタ付きケーブルは、面倒くさかったのでモノタロウで注文。3月上旬には届くようなので、届いたらテスト運用に行こう。

今回の製作会は寒い中でしたが、小屋があって助かりました。ILNさんに入れて頂いた、暖かい飲み物でも安らぎを得られました。自分が持って行ったカセットガス利用のストーブも少しは役に立ったようで良かった。

また、色々なものの製作会を開けたら嬉しいですね。

設計・指導をして頂いたJA5OJFさん、ありがとうございました。

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さかしん


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このページは、さかしんが2025年2月22日 23:57に書いたブログ記事です。

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