文化的の最近のブログ記事

世間で言う年度末ってこともあり仕事面で納品に追われて忙しく過ごしていました。

ブログネタが無かったけども、ようやくひとつの事件が解決したので書いてみます。

文章を書くことが少しでも上達したいと思っているが、自分の書いた文がおかしいことすら分からないのでは話にならない。まずは正解となる文章(本)を読まなくては。それも、よく理解するには声に出して読むのが効果的だそう。だけどこっぱずかしいので、より効果があるとされている「書き写し」をやっています。

いつ買ったかすら思い出せない古い万年筆「プラチナ万年筆 #3776」があったし黒のインクカートリッジも残っていたのでこれで書き始めていた。IMG_4748.jpegインクカートリッジの在庫が残り少なくなってきたとき「書き写していた本」に万年筆のインク色は「ブルーブラック」が標準的と書いてあったので試しに買ってみた。

最後の黒インクがかすれ始めてから、ブルーブラックインクを装着。ちょっと混ざった感じの色になってしまい「失敗したかなぁ〜」と感じつつそのまま書いていった。

すると、インクがかすれはじめた。最初は振ったりペン先をぬらしたりしてごまかしていたけど、だんだんそれも効果が無くなり、インクカートリッジをグニグニと押さえて無理矢理インクを吐き出させるような動作をすると書けるようになっていった。

IMG_4746.jpeg

上の写真真ん中ほど「形式通りに書くのでは」の「通り」まで書いたところで薄くなり、インクカートリッジをグニグニ&ペンをフリフリすると復活。

ネットで原因を調べたら色の違うインクは混ぜちゃダメらしい。

IMG_4750.jpeg箱にもちゃんと書いてあった。やらかしてしまった〜〜

毎日こうなるのでしまいにはイラッとしてきたので、買い換えようと思ったけれどメーカーサイトを確認したらなんと2万円もする万年筆だった!修理の料金を調べると1,000円〜2,000円位で修理してくれるらしいが、郵送での受付はやって無いらしいので、近所の修理受付している文具店へ持ち込んだ。そういやこのお店ができて間もなく、ここで買ったんだった。20年位になるそうだ。

IMG_4747.png修理基本料金と送料合わせて1,265円(税込)。簡単に直ればこれだけ、重大な故障なら連絡が入るとのこと。とりあえずお願いしたけども、修理中に万年筆がないのは困るのでamazonでお安い万年筆を購入。同じメーカーにしたのは同じインクカートリッジが使えるためで、まさかインクが古くて腐っているのではないかという懸念もあり、両方試せると思ったから。

IMG_4744.jpegペン先はちゃっちい感じだし、キャップが「カチッ」とはまるタイプなのにペン軸やキャップが滑るので、少々開け閉めしにくいのが難点。

スルスルっと書き心地はとても良い。それと古い万年筆は細字だったので今度のは中字タイプを選んだ。

IMG_4745.jpeg上の写真の「ところで、啄木は」の所からが新しいペンで書いた部分。ゆとりをもって書くには良い感じだけれども、手帳に少し小さい字で書き込むときや、現金出納帳に書き込む際には字がつぶれて読みにくくなってしまった。

〜〜〜〜〜

修理依頼から約20日経った頃に文具屋から電話があった。「黒とブルーブラックを混ぜると目詰まりします」と言われ、店舗でクリーニングしてみたけども直らず、メーカーでもクリーニングしたけどもやはり直らず。ペン先交換の刑になるとのことで修理料金は5,115円。事前に支払っている分を差し引いて残りの3,850円が追加で必要になるが、修理するかどうかの確認だった。修理しないなら最初に払った修理費1,000円も戻ってくるらしい。

中字では少々不満もあったので、やはり修理することにした。約10日たって修理完了して手元に戻ってきた。

ペン先ピカピカ!

IMG_4742.jpeg早速書いてみて、いつもの倍の分量を書いてみたが快調!快調!

IMG_4743.jpeg中字の万年筆の出番が無くなるが、インクが無くなるまで使ってから一旦クリーニングし、黒インクで使うかどうか考え中。

万年筆は毎日使うのが一番のメンテナンスになるそうなので、あまり出番の無いまま置いとくのは良くないようだ。

使いかけのボールペンで漢字練習をしているけど、そのインクが無くなってから漢字練習用に使う方法が良いかも知れない。

20年選手の万年筆も再出発ですな。私も頑張ろう。

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精神的な健康には「畏敬の念」を持つのは良いことらしい。大自然に触れるのが良いらしいけど、芸術に触れるのも良いそうだ。

手近な「高松市美術館」に行ってみた。美術館通りは何度も通るんだけど、肝心の美術館には行ったことが無かった。

たまたま発車しかけたバスに乗ったら、開館時間(9:30)には少々早く到着。ガードマン風の男性が入り口を開けていたので「入って良いですか?」と聞くと「良いけど、奥のシャッターから向こうへは入れませんよ」との返事。中には椅子もなかったので少しウロウロすることにした。

「後で来ます」と言うと「是非お越し下さい!」とにこやかに言われるんで、嬉しくなってしまった。

少し歩くと「宮脇書店」があったので迷わず闖入・・・いや、入店。

IMG_4386.jpeg入って本を眺めていたけど、新刊はビニールを巻いて読めないものもあったが、amazonでオススメされて気になっていた本をパラパラと眺めていた。それなりのお値段なので買うにはいたらず。

時間が来たのでいざ美術館へ。入り口はなんとなくかっこいい感じ。

IMG_4385.jpeg展示物は時期により変わるようだった。(当たり前)

IMG_4384.jpeg大きなたれ幕がかかっていた「上田薫展」は1,200円で、初心者にはちょっと躊躇してしまうお値段。しかたなく常設展を200円払って見ることにした。

IMG_4387.jpeg中に入って最初に見た「砂の聖書」という展示物がおぉ!って感じで、いきなりビックリした。

写真を撮ろうかと思って、あたりを見回しても「撮影禁止」とは書いてなかったが、数歩下がって入り口横の注意書きには、色んなマークに禁止の表示があり、撮影もNGだった。

この作品は、常には『西宮市大谷記念美術館』にあるそうで、そちらのサイトから写真を拝借。

0hZGG6TP.jpegデータベース化されており、ここから見ることができ、拡大すると詳しく見ることができます。

他には、黒い絵の具で描いていて、ぱっと見ただけでは、何を書いているのか分からない絵があった。戦時中のサイパンの様子を描いた絵だったが、GHQの目を欺くために、わざと見にくく書いてあると説明書きがあった。

漆器の展示室へも行ってみた。作者の説明を見ていると「あれ?この人さっきの人の弟子や」とか「これさっきの人の息子や!あ、この人は孫やん!」と、発見した気分になって喜んでいたら、そもそもそう言うテーマの展示だった・・・アホや。

そんなこんなで、200円で十分楽しめた。今度余裕があるときには特別展も見ても良いかなと思ったりして。

とりあえずは常設展の内容が変わったらまた行こうと思う。その頃は涼しくなっているだろうから、自転車にのって見に行こう。スポーツの秋!芸術の秋!

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さかしん


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