IC-706の画面がくすんでしまって見えません。
「ビネガーシンドローム」というヤツです。以前にネットで調べて修理に挑戦したのですが、うまく直らなかったんです。
しばらくして『HAMWorld』で特集記事があり、同じ直し方が掲載されていました。一度やってダメだったので、どうせダメだと思い込んでいたんです。
記事をよく読んでると「接着剤の残りかすが残っている」と書いてあって、根気よく綺麗にしないとダメらしい。
そう言えば、そんなに根気よく作業しなかったなぁ〜と反省。
夏休み最後の日(8月15日)は台風接近により、外にも出られないし他にやることも無かったので、重い腰を上げて作業にかかりました。
キムワイプに無水エタノールを含ませて、ゴシゴシやった上から偏光フィルムをかざしてみると・・・
よ〜く見ると、フィルムが1枚剥がれず残った状態だった。隅の方はまだやんでない状態だったので、カッターの刃を入れて剥がす。中央部(黒ずんでいる部分)はボロボロに成っていた。
綺麗に除去するのが大変だったので、倉庫にあった「シール剥がし」スプレーでも試してみたが、効果については無水エタノールと変わらず。シール剥がしスプレーは匂いがきついので使い物にはならず。
中央部分はキムワイプで擦り、ガラス周辺部は手を怪我しそうだったので、太めの綿棒に無水エタノールを含ませてゴシゴシやりました。
偏向フィルムをかざしてみても綺麗になった感じになったので、組み立てて電源投入!
成功です!
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気を良くしたので、次の休みに移動運用に行き、自作アンテナの動作確認するのはIC-706でやってみると、画面右下がチラチラする。上の写真で「M1 SPL A」の右横に「/B」のBが半分だけ、出たり消えたりしていた。よく見ると、一番下の行が半分しか表示されてない。
組み立てるとき、ガラスの上下を挟む「導電ゴム」の取り付けががイマイチだった気がしたけど、そのまま組み立てちゃったからか?
家に戻ってから、少々手間取りながらも組立直したら戻りました。
ちょっと薄い気がしますが、経年劣化で、1番下の行は少し薄くなってきていたのでこんなものでしょう。
でもね・・・この日、分解するときにやっちゃったんです。パネルを止めるツメを飛ばしちゃって行方不明。
小さいバネは椅子の下で発見したけど、ツメ本体が見つからないまま。
部屋にあるのは間違いないので、その内ひょっこり出てくるでしょう。
無くてもパネルも止まって電源も入るから、テープで止めて運用はできる。(;。;)